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2009年03月22日

更年期障害と自律神経失調症

更年期障害は閉経と深い関係にあります。

閉経とは卵巣からの排卵が終わることです。卵巣は女性特有の器官ですから、女性ホルモンの分泌にも深い関連があります。
そもそも、月経のリズム自体が女性ホルモンの分泌リズムに基づいているものなのです。女性ホルモンにもいくつかの種類があり、排卵を促す、妊娠の準備をする、受精が行なわれなければ月経を促す、受精が行なわれれば月経を停止し妊娠を進める、といった動作の全てが女性ホルモンの分泌によりコントロールされているのです。

卵巣が機能を停止してしまうということは、女性ホルモンの分泌のタイミングが今までと大幅に変わってしまうということを意味します。

女性ホルモンとはエストロゲンという物質になります。エストロゲンは生理的に女性を支えている大切な物質です。
妊娠、出産という女性機能を維持する働きの他にも、骨にカルシウムを蓄えたり、悪玉コレステロールを減らす、相対的に善玉コレステロールを増やす、さらには脳の代謝に関係する働きに至るまで、さまざまな働きで女性を支えているのです。

閉経に伴ってエストロゲンの分泌ががらっと変わることで、月経が止まるだけにとどまらないことは、前述のエストロゲンの働きを見れば一目瞭然でしょう。閉経後の女性の身体には、単につらい生理が終わるという以外の多くの変化が表れるのです。

閉経後の症状、つまり更年期障害の症状の多くは自律神経失調症の症状に類似しているという指摘もあります。
自律神経とは、意識的に腕を動かしたり足を動かしたりするのと対照的に、呼吸をしたり、血流を作るために、身体の臓器が無意識の下で活動をする全ての機能を司っているものです。
自律神経に変調をきたすことによって起きる不具合を自律神経失調症と呼びます。この自律神経失調症と更年期障害は原因面や症状面で似ている部分が多いことによって、更年期障害は女性ホルモンが減ってしまうために起こる自律神経失調症と定義されているのです。

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Posted by ヘルシーメニュー at 01:21│Comments(0)
 
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