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2008年04月13日

アラフォー出産で気をつけるべきこと

 妊娠と出産は生理的な現象ではありますが、精神的にも肉体的にも大変な負担がかかる大仕事といえます。

 肉体的な面だけ見れば若いほど、体力や筋力があるため、妊娠や出産には有利と言えるでしょう。

 しかし、赤ちゃんを出産すること、そのあと育てていくことには、肉体的、体力的なアドバンテージが必ずしも有利になるとは言えません。肉体的に成熟していればそれでよいと言うことでもないのです。それ以上に、母親としての自覚があることや精神的にも大人として成熟していることが必要になってくると言えます。

 いくら性的な意味での成熟が早いとしても、精神的な成熟には、時間が必要だということは言えます。これが、若年出産や高年出産の問題のむずかしさでもあると言えるでしょう。結婚適齢期、出産適齢期というのは、必ずしも万人に共通のものではないのです。

 アラフォーに代表される高年出産では精神的な面は問題はないのですが、肉体的にはいろいろなハンディキャップがあるため高年令になればなるほど肉体的に出産には不利になることが予想できますね。

 アラフォーをはじめとする妊娠や出産においては、さまざまな問題が発生するものです。簡単に決められませんが、何歳以上になると不利になるかと言うのは一概には言えません。

 出産はわが国では1990年以降、35歳以上の初産婦を高年初産婦として位置づけていますが、高年のとり決めはなされていないのです。

 先日、30代後半になると羊水が腐る、とオールナイトニッポンで発言したことから問題になった倖田來未(こうだくみ)さんですが、その発言の真意もこの辺りにあったのかも知れません。ただ、やはり単純に年齢のみを元にして、高齢出産の危険性を論じるのは無理があることは間違いありません。

 ちなみに出産に限らず、最近では後期高齢者医療保険の問題などを見ても分かるとおり、行政による年齢を元にした区別が差別的待遇につながったりしかねませんので、具体的な数字を出すのを控えている面もあるのかもしれませんね。

 統計的に見れば、35歳を過ぎた妊婦から生まれる乳児には、ダウン症などの染色体異常や奇形が多いという説もあります。これらの染色体異常、奇形などは高齢になるほど発生する確率が高くなり、産後の経過も順調とはいえないケースが多くなってしまうようです。

 お乳の出が悪かったり、あるいは失禁したり、いろいろ個人差はありますが、若い時とは異なり、回復にはどうしても時間がかかります。しかし、そういった症状は時間が経てば復調することがほとんどなので、あわてずに安静に過ごすのが一番ですね。





Posted by ヘルシーメニュー at 17:28│Comments(0)
 
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